2015年10月23日金曜日

胸の超音波検査で引っかかった話(1)

夏に受けた健康診断の結果がいつものように届いていました。

いつものように封をあけ、いつものように中身をみると、
検査結果の報告書とは別に、いつもと違う書類が入ってました。

乳房検査の所見が書かれた紹介状。
内容は左乳腺腫瘍疑による要精密検査。

現在は精密検査も終わっており、結果は良性の嚢胞。
乳がんではないので来年また検査してくださいとのことでした。

しかし「いつも」がなくなる可能性を示唆していたその書類は、
その時、家族に連絡するより早く、近くの乳腺外科を検索させるだけの威力を
持っていたのです。

今回の結果は白だったわけですが、検査から結果までの流れを
体験記として残しておこうと思います。
賢明な読者の皆様は毎年検査を受けられているところとは思いますが、
何かの参考になりますように。

■ 最初の検査
近所の大学病院で、明日でも検査が受けられる事を確認してから
夫に連絡したところ、いたっていつも通りの返事が返ってきました。
赤ちゃんを見てもらえるようにお願いして、検査は翌日の午前中行く事に。

この夜はさすがに夕飯を作る気がせず、お総菜を買ってきてもらって、
Google先生の検索結果と手元の検査結果をにらめっこ。

「要精密検査となっても大部分は良性」
「良性のものは輪郭が明瞭(所見はほぼ明瞭となっていた)」
「乳がんは初期に見つかれば高確率で治る」

ポジティブな情報の反面「やっぱり乳がんだった」的な治療中の方の
ブログも見つかって、丁度北斗晶さんの乳がんのニュースが流れていたおり、
悪い想像が頭の中をぐるぐる周ります。
とはいえ、いまの時点でできることなどないわけで、
泣くのは何か見つかってからにしようと、
ある種の開き直りとともにその夜は案外ぐっすり眠ったのでした。

翌日。朝1で紹介状をもって病院へ。
待合室にはPINKRIBBONの冊子や各種のリーフレット。
それらをざっと読みながら名前を呼ばれるのを待ちます。

検査の流れはその日は触診とマンモグラフィのみ。
次回エコー検査をして総合的に見て判断するとのこと。
エコー検査の予約は一番早くても2週間ほど先だそう。
そんな先で大丈夫なんだろうか、と思いながら
一番早い日で予約を入れてもらうことに。

触診の結果は異常なし。

マンモは淡々を淡々と撮影してもらってその日は終了し、
次の検診までどういうテンションですごそうかともやもや考えながら
会計を終わらせて家路についたのです。









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